東京都新宿区のの各線飯田橋駅から徒歩5分「中華そば マルナカ」で戴くこんぶラーメン¥650

1.醤油らーめん,新宿区,東京都

交通機関からのアクセスが言い訳ではないけど、なんか評判がいい。
このパターンは、いいラーメン屋の兆候(あくまで個人的な意見)。

この店もそう。

飯田橋からも神楽坂からも江戸川橋からも少し歩かないとって立地なのに、評判がいい。
ならば歩こう、ラーメンの為に、と訪問。

外観から如何にもラーメン屋って感じだが、入ってみると、余計なものが一切ないカウンターのみの店内に、職人オーラを纏ったオヤジさんが1人…渋いぜ。
そして中華そばとつけ麺があるが、メニューもスープは1種類…なんて渋いんだオヤジさん!

普段なら、お初の店ではスタンダードなラーメンを頼むのだけど、短冊の“こんぶラーメン”が気になる…迷っていると先客がそのこんぶラーメンを大盛りで頼んだものだから、釣られてアタシもこんぶに。

とろろこんぶでも入ってんのかな、なんて適当なことを思いつつ待つ事数分。
するとどうでしょう、器の中には想像を遥かに超えた量の青々とした昆布が。

一食でこんなに昆布食う事ある?ないよね?俺が海無し県出身だからないってわけじゃないよね?と戸惑いつつ実食。

まずスープから頂くと、スープも店の印象通りな、余計なもんを一切感じさせない質実剛健な味わい。

麺もいい茹で加減の中太ストレートで美味い。

そしてこの、震災後は入荷できなくなり一時期は食べられなかったという三陸産の有難い昆布。

それだけで食べてもコリコリな食感と、とろみを感じるエキスが口に広がり昆布好きにはたまらないが、麺に絡めても食感のアクセントがいいし、食べ進めると昆布からスープへエキスが出て、クレッシェンドに昆布味強めになっていくのも面白い。

ラーメンの味自体にわかりやすいフックやパンチはないが、結局こういうラーメンに還るのですよ、人は。

ご当地ラーメンは現在進行形で受け容れられ食されている昨今、東京ラーメンだけが何故かクラシカルなイメージで語られがちな気がする。
しかし、このラーメンの懐かしいようで古典的でもないこの美味さは、今を確かに生きる東京ラーメンの姿、と言えるかもしれない。

ごちそうさん。

住所〒162-0814 東京都新宿区新小川町8−4
電話:03-3235-7701
営業時間:11:00~14:30
17:30~21:00
定休日:土曜日・日曜日