東京都 世田谷区 京王線上北沢駅から徒歩5分「らぁめん小池」で戴く特製煮干しラーメン¥1,110

確か今の屋号になる前は『つけめん小池』でやっていたと思うが(私はあまりつけ麺は食べないので未訪問)、今の『らぁめん小池』になってから2016年から4年連続でビブグルマンに選出され、今やラーメン好きには名店として知れ渡っているお店。

店名を見ると、どうしたって某藤子不二雄氏の描いた小池さんを思い出してしまうが、本当にその小池さんから屋号を付けたそうな。

さて、今回頂いたのはあっさりとした煮干しラーメン。

煮干しラーメンも数年前からかなり流行ったので店も増えたが、流れとしては、濃厚煮干しを売りとした見た目泥というかセメントのような色をしたスープの店が多い。

しかし、こちらのお店の王道淡麗スープをご覧下さい。
もう澄み渡っております。
表面に浮かぶのは鶏油だろうか、ライティングもあってキラキラと美しい…こんな湖があったら飛び込みたい…火傷するけど

味も素晴らしい。

煮干しと鶏、椎茸なども使っているんだろう、日本人に馴染み深い旨味がしっかりスープに詰まっている。

程良い歯触りの低加水な細麺もいい。

総じて何とも優しく食欲を促すバランスで構築された一杯。

そしてここの名物と言ってもいい生ハムの如きレアチャーシュー
スープに沈まぬよう真ん中に丸めているのは、熱が入ることでその美味さを出来るだけ損なわない為の盛り付けで、頼めば別皿で提供してくれるそうだが、これは確かにラーメンとは別に楽しみたくなる気持ちがわかり過ぎる逸品。

低温調理されたチャーシューの店は最近増えてるけど、ここは特に絶品。

程よい味付けにしっとりシルキーな舌触りでマジで美味い。

そしてこれを安定して提供している、肉に合わせた徹底した温度管理を怠らない姿勢に脱帽です。

あと、俺はあまり頼むことはないが、他の客の8割くらいはラーメンにご飯ものや〆の替え玉(これがただの替え玉でなく、単品でも美味い和え玉になっている)を注文するのもこの店の特徴。

淡麗煮干し以外にも、煮干しと鶏白湯を合わせたような濃厚ラーメン、ニボ台湾ラーメン、台湾まぜそばなどもあり、どれもさすがのクオリティ。

そんな店だと言うのに、こんな美味いラーメンを平日は並ぶことなく食えることが多い。

ラーメンは好きだが、ラーメンに何時間も並ぶなんてのは未だに抵抗がある。

だから滅多に来れないとか事情がなければまず並びたくないので、この店は実に有難い。

ごちそうさん。

お店データ
住所:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢4丁目19−18
営業時間:11:00〜14:30/15:00〜21:00
土・日・祝11:00〜15:00/18:00〜21:00
定休日:今のところ無し
公式ホームページ:https://ramen-koike.raku-uru.jp/
GOOGLE MAP ラーメンが好きです! グルメブログ・テーマ
ラーメンが好きです! グルメ、食通、ダイニング グルメブログ・テーマ
グルメ、食通、ダイニング ラーメンが好きです! グルメブログ・テーマ
ラーメンが好きです!